大学一年の後期テストが終了したあと、「あ、こりゃ留年決定だな」と思った。後日、成績表が大学から送られてきた。封を開けてみると「留年」の文字が…。覚悟はしていたがショックだった。
そのときの衝撃はどんな感じなのかというと、スゴロクで「ふりだしにもどる」というマスに入ってしまった感じだ。ビデオテープが逆再生されながら一番最初に巻き戻されたような…とも言えるかもしれない。
留年が決定したときのショックを留年経験者と話しあったりすると面白い。ショックが大きすぎるからなのか、みな同じように卒業後も留年の夢をみてる。自分も卒業後しばらくの間は「留年夢」を頻繁にみた。
そんな恐怖ともいえる感覚だったので、通知をもらった日にはもう「真面目に勉強するぞ」と心を入れ替え、生まれ変わった。
そして2年後の後期テスト終了後に再び俺は生まれ変わることを余儀なくされた。その後は実社会にでても「生まれ変わり癖」がついてしまったようで「世の中上手くいかないもんだなぁ」と開き直っている。